お世話になっております。デンソーの水谷です。
1.について
以下の理由からピンカットは競技中に実施したほうが良いと考えます。
①コアピンなど製品面に関わるピン磨きの状態は離型や製品外観に影響しており、これを競技中どのような状態に磨き上げるかも一つの重要な技能だと思います。例えば薄肉ボス穴を持つ成形品でコアピン側面を離型方向に磨くことなくそのまま成形すると、離型不良を起こすような製品設計も在りうるからです。
②仕上競技前の日程の中で、各社練習時間にピン調整を行ってよいとしても、実際には機械後に調整を行うことになるので機械A班とD班では、時間的余裕の差は歴然です。ピンカット以外にも機械工具の梱包や仕上工具の最終確認など、機械後でないとできない課題外の作業もありますので、現状通り競技時間内に選手の責任において切断と寸法決めを行うのが公平と考えます。
2.については賛同いたします。
以上、ご検討の程よろしくお願いいたします。