ホーム › フォーラム › ディスカッションフォーラム(第59回大会) › 成形競技中における異常処置について
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- 2021年9月7日 10:24 AM #1216
新家競技主査
キーマスターお世話になっております。
競技主査 新家です。成形補佐員(日精樹脂工業戸澤様)、競技委員の回答を下記に転載します。
【キャビティ内に製品が残ってしまったら】
●一旦成形サイクルを中断。パージする。
●真鍮ニッパーまたはペンチでパージ材をつかむ。
●型内に工具を入れる前に念のためポンプを必ずオフにする。
●キャビティ内に残った製品に溶けた樹脂を押し当てて、溶融し一体化させる。同時に、つかんで引き抜く部分を形成する。
●固まったら慎重に引き抜く(デレッキをもし使うとしたらこの時テコの支点として使用する場合もある)。
●スプルーが残った場合も同様の処置。ニッパーでつかもうとして誤って切ってしまったら二度と取れないため。【注意点】
●型内に手が入らないように注意する。
●異常処置中(工具が型内にある場合)はポンプをオフにすること。
●高温部や鋭利部に手や腕が近くなる場合があるので手袋、腕カバー着用必須。2021年9月7日 10:47 AM #1217匿名
無効お世話になっております。
富士電機エフテック㈱の高橋です。数点ご確認したく、よろしくお願い致します。
①上記説明は、キャビティ内に製品が残ってしまったら必ず上記の方法で行うということですか。
それとも、上記のような方法もありますという認識で良いのでしょうか。
(各企業独自の除去作業があるかと思いますので)②持参工具一覧にペンチがありませんが追加予定でしょうか。
(昨年はありました)どうぞよろしくお願い致します。
2021年9月7日 11:35 AM #1218新家競技主査
キーマスターお世話になっております。
競技主査 新家です。下記のとおり回答します。
上記は日精樹脂工業様含め成形立会競技委員で打ち合わせた「推奨」作業内容です。
「キャビ残りを処置するためにデレッキの先端を尖らせて使用して良いか」という質問があったので推奨例を展開した次第です。
公表された工具内で安全が担保されている内容であればこれに該当しなくても良いものと考えていますが、当日は3名の企業所属競技委員と外部補佐員(日精樹脂工業様)が立ち会うため、公正を期すため異常時の処置方法についてもできるだけ共通認識を持ってもらうようご協力お願いしたく存じます。
なお、ケガや貸与品の設備破損の恐れがある場合はその場で注意を実施します。ご理解ください。
大きく方法が異なる場合は事前に内容をご連絡いただけますと幸いです。(メールor フォーラム)
ペンチの追加については後程、連絡します。
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新家競技主査が編集しました。
2021年9月7日 12:47 PM #1220匿名
無効お世話になっております。
富士電位エフテック㈱の高橋です。ご回答ありがとうございます。
今後ともよろしくお願い致します。
2021年9月7日 3:28 PM #1221新家競技主査
キーマスターお世話になっております。
競技主査 新家です。ペンチについて使用を認めます。
成形持参工具に追記しますのでよろしくお願いいたします。https://jp.misumi-ec.com/vona2/detail/110200235830/?rid=rid3&list=RecoCustomersViewed
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新家競技主査が編集しました。
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